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「選べない自分」を責めてしまう日に — 問いを1つ書き出すという選択

選べないのは決断力の問題ではなく、選ぶための土台が崩れているだけかもしれません。

公開日:2025年3月29日 / 自分の整え方

「選べない自分」を、責めてしまう日

どうしたらいいかわからない。何を選んでも、これでいいのかと不安になる。本当にやりたいことは、なんだったのか。頭の中でぐるぐるして、心がつかれてしまう日があります。

そういうとき、いちばんこたえるのは、選べないことそのものよりも、選べない自分を責め続けることのほうです。もっと決断力があれば。また失敗したらどうしよう。そうやって、できない自分を責める声が止まらなくなります。

私自身も、過去ずっと「選べない自分」が嫌いでした。責め続けていた時期があります。

選べないのではなく、心も体もバラバラになっていた

でもあるとき、気づきました。本当は選べないのではなくて、頭と心と体がバラバラのまま選ぼうとしていただけだった、と。頭の中ばかりで考えすぎて、心の声も体の声も聞こえなくなっていた。選ぶための土台が崩れていたから、何を選んでも「これでいい」と思えなかった。原因はここにありました。心も体もバラバラのままでは、どれを選んでも不安が残ります。逆に言えば、不安の原因は選択肢ではなかったのです。

日々感じる迷いや停滞感は、じつは情報不足でも優柔不断でもなく、自分の感覚が鈍くなっているだけなのかもしれません。だとすれば、向き合う先は、情報を増やすことでも性格を変えることでもなく、鈍くなった感覚のほうです。決断力という能力の問題にしてしまう前に、土台のほうを見てみる余地があります。

要るのは、ノウハウより、問いを1つ書き出す時間

そんなときに要るのは、新しいノウハウや行動ではなく、一度立ち止まって、自分への問いを書き出すことでした。誰でもすぐに始められる、問いを書き出すワークを当初作り、そのワークが原型となって、今のスラトレ®があります。自分の中のモヤモヤに無理なく問いを向け、少しずつ静かに、本心へ戻ってくる感覚を取り戻す。このプロセスを、確実に、一段ずつ積み上げていく形になっています。

問いを向けることは、がんばるのをやめることではありません。他人と比べることでも、自分を直すことでもありません。本心に戻る。ただそれだけのことです。でも、それだけのことが、ものすごく大事だったりします。そして、それだけのことが、現代ではとても難しい生き方になりました。

問いを書き出す時間の、はじまりに

スラトレ®は、机上の勉強でも、だれかに誘導してもらう手法でもなく、自分で学び、身に付けていく実践のトレーニングです。だからこそ、最短で効率よく身についていくように、進め方はトレーナーが丁寧に案内する形をとっています。

選べないことを責めるのをやめて、問いを書き出すほうを選ぶ。

決められない自分を、責めずに済みます。責める代わりに、決める前に一度立ち止まり、本当はどうしたいかをノートに書き出します。判断力が足りなかったのではなく、決める前に本心を確かめていなかっただけだと分かります。翌朝、本当にやりたかったほうを自分で選び、「これでいい」と思えたまま、最初の一つに手を付ける朝を目指します。

※本記事は情報提供を目的としており、医療行為・心理療法ではありません。個人の感想であり、効果を保証するものではありません。