ハードルは、自分で上がっていきます
受講されたLさんは、アンケートでこう書かれています。「いつも自分で上げてしまうハードルの高さを修正して寄り添って頂き、ありがとうございました」。
この言葉から読み取れるのは、Lさんがご自身で、ハードルを上げすぎてしまう傾向に気づいておられたことです。気づいていても、ひとりでは下げにくい。そこに、この話の出発点があります。
真面目な方ほど、厳しくなります
真面目で責任感のある方ほど、自分に厳しくなりがちです。もっとできるはず。これくらいで満足してはいけない。そうした内なる声が、ハードルをどんどん上げていきます。
自己探求のトレーニングでも、この傾向が出ることがあります。今日の気づきはこの程度ではダメだ、もっと深く向き合わなければ、と自分を追い詰めてしまうのです。よくなろうとする力が、そのまま自分を締めつける力に変わっていきます。
修正して、寄り添う
Lさんが感謝を述べておられたのは、ハードルの高さを修正してもらえたことでした。これは、単に頑張りすぎないでいいよと声をかけることではありません。自分で上げすぎているハードルに気づけるようにし、適切な高さに調整できるよう伴走することです。
寄り添うことは、甘やかすことと混同されがちです。けれども、二つは違います。甘やかすのは、成長することを諦めてしまう関わりです。寄り添うのは、その方のペースを尊重しながら、前進を支える関わりです。スラトレ®の伴走は、後者にあたります。
ハードルの調整も同じで、下げること自体が目的ではありません。適切な高さに合わせることが目的です。目指す先を諦めるのではなく、そこへ向かえる高さに置き直すのです。
自分を見返す時間
Lさんが初級コースで得たものとして挙げられたのは「自分自身の事を見返す時間。そしてその時間の大切さ」でした。自分を見返す時間は、忙しい日常のなかで失われがちなものです。10回のコースは、その時間を取り戻すことを大切にした設計になっています。ハードルを上げすぎてしまう方の特性を理解したうえで伴走する。Lさんが受け取った「修正して寄り添ってもらえた」という体験は、その伴走のあり方をよく表しています。
ご自身のことを、ハードルを上げすぎてしまう、完璧にやろうとしすぎる、と感じている方にとって、Lさんの体験は一つの手がかりになるかもしれません。ここに書いたのは、Lさんお一人の受け取り方であり、同じ経過を保証するものではありません。
スラトレ®は、自分の才能を、自分で扱えるようになるためのメンタル思考トレーニングです。いまの才能タイプと思考のクセが六角形で出る、30の質問を置いています。