メインコンテンツへスキップ
スラトレ®セミナーを開催しています セミナーに申し込む

答えを伝えたい衝動と、それでも渡さない理由

目の前でもがく姿に答えを伝えたくなりながらも渡さないのは、本人が見つけた「最適解」こそが人生を変えていく鍵になるからです。

公開日:2023年7月5日 / 気持ちと考え方

いくつもの課題が絡み合った末に、たどり着く方がいます

身体か、心か、人生か、家庭か、人間関係か。
あるいは、いくつもの問題が複雑に絡み合い、どうにもならなくなった末にスラトレ®の門を叩く方が多くいらっしゃいます。
そしてその「復活劇」に、私は何度も何度も心を動かされてきました。

「答えを伝えてしまいたい」という衝動

成長の途中には、どうしても苦しい時期があります。
目の前で受講生がもがいている姿を見て、「答えを伝えてしまいたい」——そんな衝動に駆られることもあります。
見守ることしかできない歯がゆさが、そこにはあります。

それでも、答えを与えることはできません。
私が出した「正解」ではなく、その人自身が見つけた「最適解」こそが、本当の意味で人生のあり方を変えていく鍵になるからです。
それは、私が代わりに見つけてあげられるものではありません。
どんなに強く願っても、苦しさを魔法のように消し去ることもできません。

だからこそ世界には医学や心理学、そして芸術が存在し、多くの研究者や芸術家たちが、人々の幸せを願いながら生涯を捧げ続けているのだと思います。
答えを与えないことは、突き放すこととは違うと考えています。
ノート術という道具を伝える関わりは、そのまま残っています。

もがきは、変わる準備が整った証拠です

もがいている受講生さんたちは、実はものすごく「良い方」なのです。
なぜなら、立ち止まり、振り返る覚悟を決めたから。
「誰かのせい」「環境のせい」にするのではなく、「自分自身の思考回路と向き合おう」と気づいたからこそ、内観の旅を始めることができたのです。

「なんとかしたい」と本気で思えた瞬間、もうすでに、解決へと向かう扉は開いています。

私にできることは、伝えることと、家で熱唱すること

このときブログに付けたタイトルは、「もがいているあなたへ——家で熱唱しておきますね」というものでした。
私にできることは、スラトレ®のノート術を伝えること。
そして、皆さんの幸せを願いながら、家で熱唱することです。
実際にこの日歌ったのは、絢香さんの「はじまりのとき」でした。
「すべての歩みが明日へつながっていく」——そんな世界観に背中を押される一曲です。

もがいているのは、変わるための準備が整った証拠だと感じています。
苦しい時間も、未来につながっていく時間なのだと思います。
その一歩一歩を、大切に歩んでいけますように。

もがいている時期は、止まっている時期ではありませんでした。
そこが動いている最中だと分かります。
答えをもらえなかったことが、置いていかれた証拠ではなくなる。
渡されるのを待っていた手が、自分で書き出す手になります。

※本記事は情報提供を目的としており、医療行為・心理療法ではありません。個人の感想であり、効果を保証するものではありません。