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知ったつもり、幸せなつもり。もっと重症なのは、分かったふり、知っているふり、幸せのふり

スラトレ®と他のトレーニングの違いは、HOWです。理想像を知っていても、HOWが分からなければ、その理想像へは到達できません。

公開日:2026年9月25日 / 気持ちと考え方

こんにちは、Dr.EKOです。

今回の記事は、スラトレ®の入門セミナーに参加された方や、初回面談を受けたあと「なんだ、新しいことなんて何もないじゃん」と言って、スラトレ®を受講されない方に向けた記事です。

少し、いや、だいぶ耳の痛い話、本質的な話が含まれます。ちょっときついなと思う方は、無理しないでくださいね。

スラトレ®は、他のトレーニングと何が違うのか

一言で言うと、HOW(ハウ)です。

どういう意味か。

「トレーニング」の一言で片付けられるのですが、HOWもトレーニングも、いずれも英語です。西洋の言葉です。

トレーニングを日本語に直すと、「身につくまで、腑に落ちるまで、訓練する」になります。

日本語にすると、途端に重苦しく感じますよね。

だから、カタカナや他国の言語で置き換える、間接的な表現が用いられるのだと思います。本質を直球で投げると、きつすぎる。

つまり、日本人の多くが本質を受け取れない状態だということが、大前提です。

メンタル思考トレーニング。スライブトレーニング®。内観します。毎日ノートを書きます。自分の心の奥底を知ります。ありのままに、本当の自分の心に従って……。

並べた言葉はすべて表面的なもので、本質や直球の意味は何も含まれていません。

知ったつもりで、止まっている

結論から言います。

多くの方は、スラトレ®の入門セミナーを受けたり、初回面談を受けたりしたときに、「なんだ、なんとなく知ってる」といった感じで、知ったつもりになっています。

身についていないのに、頭で分かったつもりになっている。だから、いつまで経っても本当の幸せや、ありのままになれていないのです。

新しいことを探している時点で、全然違います

新しいことを探している時点で、全然違います。

なぜなら、人間の心理や精神性は、紀元前から普遍だからです。

そして、人間の心理や精神性の仕組みは、1800年代にすべて解明されています。

歴史年表にしてみました。

人間の心と精神の歴史年表。紀元前の釈迦・老子から2020年のスラトレ®公開まで

人間の心と精神の歴史年表

紀元前5世紀ごろ 釈迦
苦しみの原因は、自分の心にある
紀元前 老子
自ら知る者は明なり/足るを知る者は富む
1879年 ヴント
世界初の実験心理学の研究所
1896年 フロイト
「精神分析」という言葉
1911年 アドラー
個人心理学
1919年ごろ 森田正馬
森田療法「あるがまま」
1937年 吉本伊信
浄土真宗の「身調べ」を広める
1941年 内観法
ほぼ今の方法が確立
1943年 マズロー
欲求の段階(いちばん上は自己実現)
1953年 吉本伊信
奈良県大和郡山に内観道場
1956年 フロム
『愛するということ』愛は技術
1990年 サロベイとメイヤー
感情知性(EI)
1995年 ゴールマン
感情知性が世界に広まる
2006年 ドゥエック
グロースマインドセット
2007年 ダックワース
Grit(やり抜く力)
2013年 岸見一郎・古賀史健
『嫌われる勇気』課題の分離
2013年 マクゴニガル
ストレスと友達になる方法
2016年 Dr.EKO
スタンフォードで感情知性を学ぶ
2020年 スラトレ®
国内で一般公開

並べてみると、紀元前の仏教や老子の教えも、この年表の中で最新と言われる教えも、結局は同じことを言っています。

釈迦は、苦しみの原因は自分の心にあると説きました。老子は、自分を知る者は明るく、足るを知る者は富むと言いました。森田療法は「あるがまま」。内観は、自分を調べる。アドラーの教えを紹介した『嫌われる勇気』は、「課題の分離」。

どれも、自分の心を自分で見つめ、自分で自分を満たす、ということです。

新しいことは、何もありません。

違うのは、HOWです。身につくまで、腑に落ちるまで、訓練するかどうか。フロムも、愛は技術であり、学んで身につけるものだと書いています。

スラトレ®の材料も、この流れの中にあります。

  • スタンフォード大学で学んだEI(Emotional Intelligence/感情知性)
  • スタンフォード大学のキャロル・ドゥエック先生のグロースマインドセット。いくつになっても私は成長できる、と信じること
  • スタンフォード大学のケリー・マクゴニガル先生の、ストレスと友達になる方法
  • ペンシルベニア大学のアンジェラ・ダックワース先生のGrit。成功者ほど地味で目立たず、コツコツしています

スラトレ®labの本棚に並ぶ、精神科医の岡田尊司先生、解剖学者の養老孟司先生、社会心理学者の加藤諦三先生、脳科学者の中野信子先生。哲学者のバートランド・ラッセル、マイケル・サンデル、マルクス・ガブリエル。そして、エーリッヒ・フロム。

どれも、訓練するしかないものです。

スライバーとは

あなたが発する一言を、そばにいる誰か(家族・仲間)は、一言一句、全身全霊をもって聞いてくれますか?

あなたの気持ちを120%汲み取ってくれますか?

当然、あなたはそれを、自分自身にも、周りにいる重要な他者にもできていますか?

周りとの人間関係の責任の重さは、完全に半分ずつ、50%ずつになっていますか?

あなたは、自分の50%の役割を、すべて果たせていますか?

つまり、理想像は分かっていても、知っていても、その理想像に到達できない。HOWが分からないんです。

ノートをやっている。毎日日記を書いている。どれも素晴らしいですけれど、結果につながらないプロセスは、いつまで経ってもその先のゴールに結びつくことはありません。

オリンピック選手と、看護師さんの採血

本当に厳しいことを言っていますが、具体例を挙げてみましょう。

みんな、オリンピック選手を目指します。なりたいと言います。なるためには練習したらいいと分かっています。毎日練習を頑張っています。スクールにも通っています。高い月謝も払っています。

けれど、全員がなれているでしょうか。

看護師さんの採血。健康診断のたびに見ていますよね。

シリンジの付いた針で、透けている血管に向かって刺せばいいんだよね。HOWも、なんとなく知っています。

じゃあ、やってみて。と渡されたとき、あなたはできますか?

こういったレベルの話をしています。

なぜ、安定した仕事を離れたのか

少なくとも私、Dr.EKOは、病院に勤めていれば、実力が上がったわけでもないのに、年功序列で歳を重ねるごとに給料を増やすことができます。朝から決められた時間までいれば、安定した月給・年収は確保できます。アメリカにずっといることだってできました。

なぜ日本にわざわざ帰ってきたのか。なぜわざわざ、安定した仕事を離れたのか。

この本質のためです。

みんな、頭では分かっているつもりです。一生懸命、努力もされています。

けれども、スラトレ®は、結果につながる努力、最短であること、効率を重視しています。

なぜなら、早く大勢の方がスライバーになって、困っている多くの人を助けてほしいからです。

隣の人のことを、どう捉えていますか

日本は恵まれた国です。

あなたは、世界の貧困を、自分の家庭のことのように捉えていますか?

隣の国の戦争をどう考えますか?

隣の街は? 隣の家族は? 隣の人のことは?

自分が満たされない限り、他者のことを自分事のように思うことは、絶対にできません。

こういったレベルでの話をしています。

1日でも早く、1人でも多くの方が、完全に自分で自分を満たし切れるスライバーになり、隣の誰かにおすそ分けする日を願ってやみません。

この願いが、私がスラトレ®を設立した理由です。

あしからず。乱文にて失礼いたします。

※本記事は情報提供を目的としており、医療行為・心理療法ではありません。個人の感想であり、効果を保証するものではありません。