同じことが起きても、すぐ落ち込む人と、すぐ動ける人がいます。何が違うのですか?
朝、コーヒーをこぼした。
大切な書類を家に忘れた。
上司から急な依頼が来た。
どれも、それ自体に良いも悪いもありません。
起きたのは、ただの出来事です。
同じ出来事でも、受け取り方は人によって大きく違います。
ある人は落ち込み、別の人は「なんとかなる」と動き出す。
2026年10月4日のスラトレ®入門セミナーで、TOMOトレーナーが最初に取り上げたのが、この分かれ目でした。
2つのルート
出来事のすぐあとに、思考は2つの道に分かれます。
ひとつは、ネガティブルートです。
「なんでこうなっちゃったんだろう」「私が悪いのかな」「どうせ私なんて」。
自分を責めて、不安になる。
やる気が減り、何も手につかなくなる。
元に戻るまでに、時間がかかります。
もうひとつは、ポジティブルートです。
「チャンスが来た」「これは学びの機会だ」「なんとかなりそう」。
できることに目が向き、すぐに動き出す。
出来事が、そのまま次の学びになります。
最初のきっかけは、どちらも同じです。
違うのは、その直後に思考がどちらへ向かうかだけです。
いったん下がって、また上がる
落ち込んでも、最後には前向きに戻れる。
そういう方ほど、この回り道を見落とします。
いったんネガティブルートへ下りてから、「でも、これはチャンスかもしれない」と自分を持ち上げる。
下がって、上がる。
この回り道には、余計な時間と力がかかります。
本来なら、目の前の問題を解くのに使えたはずの時間が、気持ちを立て直すほうへ回ってしまうのです。
一度なら小さな差です。
けれど、何十年も繰り返していれば、体に疲れが出る。
応用が利かなくなる。
毎日に余白がなくなる。
TOMOトレーナー自身も、そうでした。
もともと持ち上げる力が強いほうだったからこそ、持ち上げることに力を使い続けた時期があったと話しています。
性格ではなく、思考の使い方
世界には約80億人がいて、同じ出来事が起きても落ち込まない人が実際にいます。
トラブルさえチャンスと捉えて、前へ進む人もいます。
スラトレ®の創始者Dr.EKOは、この違いは生まれつきの性格ではなく、思考の使い方の違いだと言い切っています。
思考の使い方は、練習で変えられます。
脳には、繰り返し通る神経の道ほど太く、通りやすくなる性質があります。
筋肉と同じで、使えば使うほど強くなる。
この性質を、脳の可塑性(かそせい)と呼びます。
つまり、ネガティブルートを何十年も通ってきた方は、その道が太くなっているだけなのです。
道は、通る回数で変わります。
行き先
出来事のすぐあとに、頭が「では、何からやろう」に向かう。
急な依頼が来た朝も、手が止まらない。
落ち込んだ気持ちを持ち上げるのに使っていた夕方の1時間が、自分の予定へ戻ってくる。
スラトレ®のトレーニングは、最初からネガティブルートへ入らない思考の習慣を、ノートとペンで作るところから始まります。
感じ方には個人差があります。
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