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切り替えが早い人の特徴とは

切り替えの早さは性格ではなく、下がった日にまず何をするかを先に決めてあるかどうかの差です。

公開日:2026年7月1日 / 自分の整え方

切り替えが早い人の特徴は、次の5つです。

  • 下がった日にすることを、先に決めてあります。湯船に長めに浸かる。三十分歩く。予定を入れずに早く寝る。信頼できる人に話す。
  • グルグル思考を止める方法を1つ持っていて、落ち込んだ日はほかをやらず、1つだけをやります。
  • 自分に効くやり方は、誰かの真似ではなく、自分で確かめて選び取ったものです。
  • 速さは優劣ではありません。切り替えが早すぎる人が、冷たく見えることもあります。
  • 問題は速さではなく、止まっている時間が生活のほうへはみ出すかどうかです。

3つ、はい・いいえで答えてみてください。

  1. 下がった日にすることが、先に決まっていますか。
  2. 自分に効くやり方を、誰かの真似ではなく、自分で確かめましたか。
  3. 止まっている時間が、眠りや食事や肩の張りに出ていませんか。

いまの思考のクセは、30の質問で六角形に出ます。→ 自分の才能タイプを見る(30の質問)

翌朝、隣の席の人はもう普通に話している

会議で強い言い方をされた翌朝のことです。同じようにキツく言われた隣の席の方が、いつもの調子でおはようございますと言ってくる。

こちらは、昨日の言葉がまだ喉のあたりに残っています。何度も再生してしまうし、朝、起き上がるまでに少し時間がかかった。同じ場面にいたはずなのに、戻る速さがここまで違うのはなぜなのか。

打たれ強さの差だと説明されがちですが、理由はもう少し別のところにあります。

早い人は、下がった日にすることを先に決めてある

切り替えが早い方に聞くと、たいてい同じことをおっしゃいます。落ち込んだ日にすることが、決まっているのです。湯船に長めに浸かる。三十分歩く。予定を入れずに早く寝る。誰か信頼できる人に話す。中身は人によって違いますが、グルグル思考を意図的に止める方法を1つ持っていて、落ち込んだ日は、ほかをやらずに1つだけをやる、という一点は同じです。

決まっていれば、やるだけで終わります。決まっていないと、下がったままの頭で「どうすればいいか」をグルグルします。グルグル思考を続けると、体力も気力も消耗状態へ。これでは余計に名案が生まれにくくなります。

時間がかかる人が、劣っているわけではない

戻るのに時間がかかる人は言われた言葉を何度も頭の中で再生してしまっているのです。つまり暴力的な言葉でさえもちゃんと受け取り考えようとする。真面目でとても良い人が多いのです。

ですから、早く戻れる人のほうが優れている、という話にはなりません。切り替えが早すぎる人が冷たく見えることがあるのは、この裏返しです。

問題は速さではなく、下がったまま止まっている時間が、生活のほうへはみ出してくるかどうかです。眠りが浅い日が続く。食事の途中で、昨日の場面が戻ってくる。肩が上がったまま一日が終わる。ここまで来ているときは、することが決まっていないぶんの負担が、身体の側に出ていると読めます。

自分に効くやり方は、自分で見つけたもの

誰にでも同じものが合うわけではありません。眠れば戻る方もいれば、身体を動かしたほうが早い方もいます。話すと整理がつく方もいれば、一人になる時間が要る方もいます。

うまくいっている人のやり方をそのまま真似ても、合わないことがあるのはこのためです。早い方のやり方は、なんとなく身についたものではありません。どんなときに、何をしたら戻れたのか。自分の内側をしっかり見つめて確かめた結果、その人が自分で選び取ったものです。

謎解きを、自分の手でできるようにします

必要なのは、自分だけの「必勝法」です。なぜイライラしたのか。なぜ、救いようのないほど落ち込むのか。同じ場面にいても、そうでもない人がいるのはなぜか。

スラトレ®がしているのは、この謎解きを自分の手でできるようにすることです。深く内観できるノート術を身に付けて、自分に効くやり方を自分で見つけられるところまで練習します。緊急用に駆け込んで書くノートも、そこまで進めない日の避難用のノートも、スラトレ®の練習に入っています。

効き方には個人差があり、同じ手順が誰にでも同じように働くとは限りません。だからこそ、確かめる作業を技術として扱います。

切り替えに時間がかかるのは、自分に効くやり方が、まだ揃っていないだけです。

しのぐために使っていた力が、行きたいところへ向きます

そして、引きずらないために使っていた力は、そのまま、自分がやりたいことへ向きます。戦って、しのぐ(Fight、Survive)ために回していた力で、行きたいところへ進む。これがスライブ(Thrive)です。

スラトレ®の四つの段。下からファイター(固定概念の戦争真っ最中)、サバイバー(何とか固定概念時代から生き延びた人)、スライバー(キラッキラに生きている人)、頂点にトランセンダー(超越。今回の人生で到達は難しい)。ファイターとサバイバーを黒い道が囲み、その上を走っている。サバイバーからスライバーへ一度上がると落ちない。

一度上がると、落ちない段があります

Transcender/超越
「今回の人生で到達は難しい」と置いてある段です。
スライバー Thriver
自分のなかから湧き出るエネルギーで、いきいきと花開いている段。この中でも、日によって多少の上下はあります。
サバイバー Survivor
戦うことをやめて、なんとか日々をしのぐ段。固定概念の時代を、生き延びた人。
ファイター Fighter
固定概念の戦争の、真っ最中。歯を食いしばって、気力で前に進んでいる段。

図の中の黒い線は、ファイターとサバイバーを囲む道です。ここを、くるくる走っています。

※本記事は情報提供を目的としており、医療行為・心理療法ではありません。個人の感想であり、効果を保証するものではありません。