頭のなかだけで、ぐるぐる回る日
頭のなかの思考は、形を持たないまま次々と流れていきます。悩みや感情も、抱えたままではぐるぐる回り続けることがあります。
スラトレ®には、こうした状態への最も基本的な道具として、ノート術があります。自分の感情や思考を書き出して、客観視するためのツールです。頭のなかで渦巻いているものを紙や画面に移すことで、自分自身を少し外側から眺める余白が生まれます。
書くことは、外に置くことです
なぜ、書くことが自己探求に効くのでしょうか。書くという動作は、思考の流れを一度止めて、言葉という形にして外に置く行為です。外に置かれた言葉は、客観的に見つめ直すことができます。「こんなふうに感じていたんだ」「ここが気になっていたのか」。そうした気づきが生まれやすくなるのです。
医師として多くの方と向き合ってきたなかで、この、外に置いて眺めるという行為の力を、深く感じてきました。
日記との違いは、気づきの見つけ方にあります
スラトレ®のノート術は、単なる日記とは違います。自分の感情や思考を客観視し、そこから何に気づくかを、書いた方自身が見つけていくための時間です。答えを教えるのではなく、自分で見つけていく。スラトレ®の自立型という設計思想の根っこに、このノート術があります。自分のなかの答えに辿り着くための道しるべとして設計しました。
ノート術は、初級コースの最初の段階から登場します。一度身につけると、トレーニングを卒業したあとも一生使える。そんな位置づけの道具です。
書いて眺める循環が、見せてくれるもの
ノート術を繰り返し使っていくと、少しずつ自分のリズムで感情と思考を扱えるようになっていきます。書いて眺めて、また書いて眺める。この循環のなかで、自分の傾向や揺れ動きが見えるようになっていくのです。
スラトレ®が描くスライバーという生き方は、自分のエネルギーでいきいきと花開く姿です。そのためには、まず自分のなかに何があるかを知っていく必要があります。ノート術は、その最初の入り口です。書くという小さな動作が、やがて自分との深い対話へと繋がっていく。スライバーになる旅は、ノートを開くそのひと時から始まっているとも言えます。
詳しいノートの書き方そのものは、初級コースで一つずつお伝えしていく内容です。この記事でお届けしたのは、その手前にある、ノート術とは何かという輪郭の部分です。
スラトレ®は、自分の才能を、自分で扱えるようになるためのメンタル思考トレーニングです。いまの才能タイプと思考のクセが六角形で出る、30の質問を置いています。