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自分と向き合うことは、家庭の空気にどう波及するのか

自分の感情と向き合うトレーニングが、子どもの兄弟喧嘩にまで波及した経過をたどった話です。

公開日:2022年11月16日 / 人づきあい

感動したことを、一言で答えた方がいます

受講されたGさんは、スラトレ®で感動したことを問うアンケートに、一言こう答えておられます。「子どもの兄弟喧嘩で暴力がなくなったこと」。シンプルな言葉ですが、お子さんを育てておられる方なら、これがどれほど大きな変化か、すぐに分かるはずです。感動したこと、という問いへの答えが、ご自身の変化ではなく、お子さんの変化だったところに、この体験の特徴があります。

Gさんが初級コースで取り組んだのは、Gさんご自身の感情と向き合う作業でした。子育ての技術を学んだわけでも、お子さんへの接し方を指導されたわけでもありません。それなのに、変化はお子さんの側に現れたのです。

家族は、互いに影響し合うシステムです

一見、不思議に思えるかもしれません。ここで手がかりになるのが、家族をシステムとして見る視点です。家族は、一人ひとりが独立した存在でありながら、互いに影響し合っています。誰か一人が大きく変わると、周りも連動して変わっていく。そう考えています。

親御さんが自分の感情を整理し、落ち着いた状態で日常を過ごせるようになると、家庭の空気が変わります。イライラや不安が伝染しなくなるのです。お子さんは、こうした親の内側の変化を驚くほど敏感に察知して、自分のなかに取り込んでいきます。逆に言えば、それまでは、隠していたつもりのイライラや不安も、同じ道筋で伝わっていたのかもしれません。

暴力の背景にある、もどかしさ

兄弟喧嘩で暴力が出るとき、その背景には、感情を言葉にできないもどかしさが隠れていることが少なくありません。自分の気持ちを表現する手段を持っていないと、身体で表現してしまうことがあるのです。

Gさんが自分の感情に向き合うようになり、家庭のなかで感情が丁寧に扱われるようになったこと。それがお子さんにとっても、感情は言葉にしていい、表現していい、という安心感につながったのではないかと考えています。

残ったのは、自信でした

Gさんは、習得したものをこう語っておられます。「ノートをする事で自分で答えを見つけ、前に進む力と、自分の感じたものは確かだと思う自信を習得しました」。

自分の感じたものは確かだと思う自信。それを持った親が家庭のなかにいることが、お子さんにとってどれほどの安心材料になるか。Gさんの家庭の変化は、そのことを静かに教えてくれます。ここに書いたのは、Gさんお一人の感想であり、効果を保証するものではありません。

スラトレ®は、自分の才能を、自分で扱えるようになるためのメンタル思考トレーニングです。いまの才能タイプと思考のクセが六角形で出る、30の質問を置いています。

※本記事は情報提供を目的としており、医療行為・心理療法ではありません。個人の感想であり、効果を保証するものではありません。