Q. 境界線を越えない伝え方とは何か?
プロを目指す上で最初に習得すべきスキルのひとつが「境界線を越えない伝え方」です。
インターンの段階でこの技術を身につけることが、将来のトレーニングの質を大きく左右します。
NG:「〜した方がいい」
「〜した方がいい」という表現は、境界線を越えていると受け取られる可能性が約50%あります。
「した方がいい」はネガティブな指摘の一種でもあります。
「なぜプロでもないあなたに言われなきゃいけないの?」という反発の気持ちを引き起こすリスクがあります。
不快かどうかは相手が判断しますが、そのリスクは可能な限り避けたい。
OK:「私は〜です」
自分の思考・感情・体験に徹することが鍵です。
「私は〜です」「私は◇をやってきました」「○○が好きです」「△△を参考にしています」
あくまで自分の主観・経験として語ることで、相手の防御反応を引き起こさずに本質を届けられます。
「あの人には自己開示してしまう」人の共通点
チームビルディング課題として、「なぜかあの人には自己開示してしまう」「なぜかあの人と話すと安心する」「あの人が話すことには嘘がないと感じる」という反応を「引き出す」会話の共通点を考えてみてください。
そのスキルをブログや文章にも加えることで、読者が自然に自己開示したくなるコンテンツが生まれます。
プロトレーナーとしての姿勢
境界線を土足で踏み越えてくる人がいた場合、その人は単に表現方法を「知らないだけ」です。
プロトレーナーとしては、反発するのではなく優しく手本を示す姿勢を持ち続けることが求められます。
自身の良さが出しやすい媒体(文章・動画・音声)を選定し、個人作品とチーム作品の両方を育てていく視点を持つことが、プロとしての長期的な成長につながります。
「した方がいい」と言ったあと、相手の顔が曇る。
言い方を変えようとして、結局その日は何も言えずに終わる。
ここからは、抜けられます。
抜けたあとは、「私はこうしてきました」と言えます。
相手は身構えません。
言ったあとの空気が重くならないので、翌日も同じ相手に同じ話ができます。
そのうち、相手のほうから話し始めます。
「私はね」と返ってきて、こちらが聞かなかったことまで出てきます。
文章でも同じことが起きて、記事を読んだ方がコメント欄にご自身の話を書いてくださるようになります。