有限のものと、限界のないもの
富や名声には必ず限界があります。貨幣は有限であり、世界の70億人で分け合うしかありません。この人数は、この記事を最初に書いた当時の言い方で、世界の人口はその後も増えています。そして私たちの時間もまた、身体の寿命という制約に縛られています。
つまり、貨幣や時間、富や名声といった有限のものにどれほど執着しても、行き着く先には必ず限界があるということです。
一方で、質という概念には限界がありません。限られた人生の中で、本当に追求すべきものは、この質であると考えています。
質を高めるとは、実践のことです
医療従事者としての仕事は、単なる理論を語ることではありません。実践を通じて質を高めること、そしてそれを患者さんやクライアントに届けることこそが使命だと考えています。
お一人おひとりの人生に寄り添い、そこに貢献できたとき、医療者としてこれ以上ない喜びを得ることができます。これが、私の提唱する美学の実践です。
私自身は、救命救急や整形外科の臨床、さらには国際的な現場で培った知識と経験を、医療従事者の皆さまに還元しています。心身の健康を支える技法を学び合うことで、ともに無限の質を追求していけると考えています。
質を届ける場所は、一つではありません
実践を通じて高めてきた質を提供する場所は、医療機関だけではありません。勤務という働き方だけでもありません。自身の体調や家庭の都合、限られた時間の中でどのように働くかを選べる時代になりました。
そのための具体的な選択肢として、二つを提示しています。一つは、ご自身で開発されたメソッドを社会に提供する形です。もう一つは、体系化されたメソッドを用いたコーチングを副業として持つ形です。
場所や形が変わっても、美学は変わりません。
答えの出ない問いに、向き合い続けています
生きる意味とは何か。この問いに安易な答えを出すことほど、危ういことはありません。しかし、臨床に携わる者として、私は日々この問いに向き合い続けています。
答えを知ることはできなくとも、問い続ける姿勢そのものが、私たちの在り方を支えているのではないでしょうか。その思索は、ショートエッセイという形にまとめました。題は「結局、人は、人によって、救われる — Dr.EKO博士の臨床エッセイ」です。医療現場での実体験を通じて、人とのつながりがどれほど大きな意味を持つのかを語りました。臨床に向き合う皆さまの一助になればと願っています。
スラトレ®は、自分の才能を、自分で扱えるようになるためのメンタル思考トレーニングです。いまの才能タイプと思考のクセが六角形で出る、30の質問を置いています。