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30代の若い世代でも動脈硬化の危険が指摘されています

健診で血管の話を聞いて、まだ30代だからと先送りにする場面があります。

公開日:2024年1月10日 / からだのこと

相談者

まだ30代なので、血管の話は先でいいと思っていました。

皆さんこんにちは、Dr.EKO博士です。
毎日をキラッキラに生きるThrive(スライブ)のためのトレーニング、スラトレ®を運営しています。

「動脈硬化は高齢者の病気」というイメージを持たれがちですが、実際には30代でもリスクが無視できない段階にあります。
本記事では、過去に大きな話題となった事例と、若い世代の血管の現状について整理します。

32歳での小脳梗塞発症という衝撃——国民の多くが驚いたニュース

当時、人気が絶頂だったMr.Childrenのボーカリスト桜井和寿さんが32歳の時に脳梗塞を発症したニュースが流れ、国民の多くが驚いたことがありました。

発症の経緯

2002年7月、32歳だった桜井和寿さんが小脳梗塞を発症し、約半年間音楽活動を休止しました。
発症の経緯は以下の通りです。

  • 音楽番組「HEY!HEY!HEY!」の収録前に、首の後ろに違和感を覚えた
  • その後、手のしびれ、目の前がキラキラする、しゃべれなくなるなどの症状が出た
  • 字が書けなくなり、手と頭の痛みが激しくなって入院した

7月22日、所属事務所から「小脳梗塞の疑いがある」と発表され、3〜4ヶ月の静養が必要とされました。
予定されていたライブなども延期となりました。

30代でもリスクがある——事例と研究結果からの考察

この事例は、30代でも動脈硬化や脳梗塞のリスクがあることを示す一例といえます。
動脈硬化が30代から急激に増加することについては、以下の情報が関連しています。

生活習慣の欧米化とリスク

30代の若い世代でも動脈硬化の危険が指摘されています。
生活習慣の欧米化などを背景に、動脈硬化は心臓病や脳卒中の前段階のリスク要因となっています。

20〜30代から見られる脂肪斑

動脈の内側の壁に脂肪分が沈着する状態(脂肪斑)は20〜30代からみられます。
30歳時点で心臓病や脳卒中の前段階といえるレベルの動脈硬化が確認される例は珍しくありません。

乱れた食生活を送っている人は、30代という若さでも動脈硬化が進行し始めます。

血管の劣化は生まれた時から

動脈硬化は突発的に生じるのではなく、血管の劣化は生まれた時点で始まっており、年齢と共に進行していきます。

個人差があり、生活習慣で変えられる——30代からできること

これらの情報から、30代を超えると動脈硬化のリスクが高まり、血管が硬化しているケースが多いと考えられます。
ただし、個人差があり、生活習慣の改善によって血管の状態を改善することも可能です。

参考にした情報:DockNet メディア「健康診断」、日経 NIKKEI STYLE の記事。

今日からできる小さな積み重ね——若いうちから血管を大切に

30代だからまだ大丈夫、と先送りにせず、今日からできる小さな積み重ねを大切にしていただきたいと思います。

まだ30代だから大丈夫、と血管の話を先送りにしている。
健診の紙は、封を切らないまま引き出しに入っている。
ここからは、抜けられます。

抜けたあとは、健診の結果を受け取ったその日に、食事と運動のどこを変えるかを一つだけ決められます。
血管の状態は、生活習慣の改善によって変わることもあるとされています。

先送りにしていた分だけ、今日からの積み重ねが効いてきます。

※本記事は情報提供を目的としており、医療行為・心理療法ではありません。個人の感想であり、効果を保証するものではありません。
Dr.EKO博士

この記事を書いた人

Dr.EKO博士