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予約が2ヶ月後だった。だから、自分で書ける形にした

いま限界なのに、次に会えるのが2ヶ月後だと言われたところから始まっています。

公開日:2026年8月27日 / トレーニングの風景

申し込みの決め手は、自分1人でできることでした

スラトレ®を受けた方に、申し込みの決め手を聞いたときの答えです。
自分1人でできること。

コーチングやカウンセリングは、その先生を予約するところから始まります。
今日困っていても、次に会えるのが3日後や1週間後になることがある。
では、その1週間をどう過ごすのか。
この方は、そこが引っかかったと話しています。

育児をしていると、決まった時間を毎週おさえること自体が難しくなります。
夜の空いた時間に、自分のペースで進められる。
それが決め手だった、という話でした。

このやりとりは、動画でもご覧いただけます。

動画・11分08秒

同じところが、スラトレ®の出発点でした

Dr.EKOが16年ほど前に限界まで来ていたとき、信頼できるカウンセリングの先生を見つけています。
ただ、いい先生ほど予約が埋まっていました。
取れた予約は、2ヶ月後です。

勤務に行くのがしんどい。
何もしていないのに涙が出る。
眠れない。
その状態で、2ヶ月をどう過ごすのか。
空いている別の先生のところにも行きましたが、話を聞いてもらうだけで先へ進まず、最後のほうは腹を立てて帰っていたと振り返っています。

一刻も早く楽になりたい。
この本音の行き先がないと、人はいろいろなものに手を出します。
朝から晩まで動画を見る、SNSを見続ける。
しばらく現実から離れられる方法は、いくつもあります。

待たずに済む形にするには、手順にするしかありませんでした

いい先生は、いまも2ヶ月待ちです。
人が変わったわけでも、努力が足りないわけでもありません。
1人で診られる数に限りがあるからです。

そこでDr.EKOがしたのは、先生を増やすことではなく、書き方のほうを基本形にすることでした。
日常のなかで引っかかったことを種として拾ってきて、決まった手順で紙に書いていく。
この通りに書けば、自分で整理していける形にする、ということです。

最初から人のために作ったものではありません。
生きづらかった自分を助けるためだけに始めたものだった、と本人は話しています。
世に出すまでに何年もかかったのは、外科医として完璧な手術しか許せなかったのと同じ基準を、この手順にも当てていたからでした。

自分を理解できると、無理に信じ込まなくてよくなります

書いていくと、その場のもやもやが片づくだけでは終わりません。
自分が何にどう反応するのかが、少しずつ分かってきます。
分かってくると、大丈夫だと自分に言い聞かせる作業が要らなくなります。

無理やり信じ込む方法は、一時的にしか効きません。
相手をきっといい人だと思おうとしても、疑ってしまった事実のほうは残ります。
それなら、なぜ疑ったのかを見にいったほうが早い。
ここが外科の発想だ、とDr.EKOは言います。

落ち込むこと自体は、悪いものとして扱いません。
落ち込んだ日は、種が1つ拾えた日です。
拾って書いた人が、しばらくして同じ場面に出会ったとき、前ほど揺れずに済んでいた、と話すことがあります。
これは個人の感じ方であり、同じ変化を保証するものではありません。

一生懸命に落ち込まないようにしているほうが、たいていしんどく、肩も凝ります。
ふたをする側ではなく、書いて理解する側に時間を使う。
予約の空きを待たずに、今夜から始められるのはそちらです。

今夜書くのは、1ページで足ります。
書き終えても、明日の会議は予定どおりやってきます。
手が入るのは、その会議に向かう自分の側です。
前の晩に一度、自分の言葉で見ておいた場面には、当日の朝、少しだけ余白ができます。
その余白は、誰かが空けてくれたものではありません。

※本記事は情報提供を目的としており、医療行為・心理療法ではありません。個人の感想であり、効果を保証するものではありません。