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疲れの出どころは、組織の側にあるのかもしれません

人間関係の疲れを、個人の性格ではなく、置かれている組織や関係性のモードから見てみる話です。

公開日:2021年1月20日 / 気持ちと考え方

「なんでこんなに疲れるんだろう」

「人間関係って、なんでこんなに難しいんだろう」「SNSを見るたびに疲れる」「自分らしく生きたいのに、周りの目が気になって……」。こんな思いを抱えている方は、少なくありません。

実はこうした悩みの多くは、私たちが知らないうちに、サバイブモードの環境に置かれているために起こっているのかもしれません。個人の心がけの話に見えて、疲れの出どころは環境の側にある、という見方です。

サバイブする組織の、六つの特徴

サバイブする組織や関係性には、共通する項目があります。見る項目は六つ。完璧さへの圧力、他者との比較、本音の出しやすさ、個性・多様性、ペースの尊重、そして、結果として起こること、です。

まず、サバイブする側です。完璧を求められる雰囲気があり、失敗が許されない緊張感がある。他人と比べてしまう習慣や、SNSでの見栄の張り合いがある。本音が言えない空気があり、べき、ねば、の多い会話になっている。同調圧力が強く、個性が認められにくい。群れることを強要され、過度な自己責任論がある。

その結果として起こることも、はっきりしています。疲弊し、自分らしさを見失い、孤独感が増していく。これが、サバイブする組織・関係性の姿です。

スライブする組織の、六つの特徴

同じ項目を、スライブする組織や関係性の側から見ると、こうなります。失敗が学びとして受け止められる。比較ではなく個性を認め合い、SNSに振り回されない。本音で話せる安心感があり、できない、が言える関係がある。多様な生き方が認められ、普通が押し付けられない。それぞれのペースが尊重され、一人の時間が大切にされる。

結果として、自然な交流が生まれ、自分らしさを取り戻し、つながりの実感が育っていきます。

環境を変えるという選択

人間関係の悩みは、環境を整えることで、少しずつ景色が変わっていきます。完璧を目指さなくて大丈夫です。むしろ、不完璧なままの自分を受け入れられる場所こそが、本当の意味での育ち直しの土壌になります。

疲れの出どころを、自分の内側だけに探すのではなく、いま身を置いている組織や関係性の側から見直してみる。それも、大切な選択肢のひとつです。環境は、変えるという選択ができるものです。こうした景色の変化も、小さな一歩から始まります。

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※本記事は情報提供を目的としており、医療行為・心理療法ではありません。個人の感想であり、効果を保証するものではありません。