「ミスが許されない世界」で得たもの
スラトレ®を設立してから、6年が経ちました。その背景には、私自身が医療現場で学んだ数々の教訓があります。特に外科医として経験してきた「ミスが許されない世界」で得た知識や姿勢が、スラトレ®のプログラム設計に大きく影響を与えています。
医療の現場では、複数のアプローチを組み合わせることで、失敗率を限りなく0に近づけます。この考え方が、スラトレ®の設計にも生きています。
複数のアプローチを組み合わせる
単一のメソッドに依存するのではなく、複数のアプローチを組み合わせることで、より確実な成果を目指すのがスラトレ®の特長です。たとえば初級でつまずいた場合は、中級メソッドを活用することで初級スキルを回復させる。上級メソッドを加えることで、初級・中級のスキルが一段と向上する。一律の方法ではなく、受講者お一人おひとりの状況に合わせた順番で進める柔軟な設計が、大きな強みになっています。
スキルのそれぞれは、独立して機能するのではなく、互いに高め合う関係にあります。あるレベルでの学びが他のレベルでの気づきを促し、その気づきが、また別のレベルでの成長を加速させる。この相乗効果があるからこそ、「自分でカスタマイズできるから、一度習えば生涯にわたり使える」のです。
「両刀使い」という成長観
成長には、大きく分けて2つのパターンがあります。複利的に小さな割合で徐々に増えていく方法と、ある程度まとまった成果を一気に得られる方法です。実は、どちらがより良いというわけではありません。むしろ、状況に応じて両方を使い分けられる「両刀使い」になることをお勧めしています。
急激な変化が必要な時期には大きな飛躍を、安定が必要な時期には着実な積み重ねを。一つのアプローチで行き詰まったときに別のアプローチを試せると、メンタル面での余裕が生まれ、「これしかない」「私はこのタイプ」という思い込みからも解放されます。時にはいつもと違うアプローチを試してみる。そんな冒険も、人生を豊かにする要素のひとつです。
確実性への信念
受講生の成長と幸せは、医療における患者様の治療と同じように、確実に実現されなければならないものと考えて運営してきました。「確実に受講生が成長できなければ、そもそも私がやる意味がない」。これは私の揺るぎない信念です。
実際の受講者からは、「ネガティブな思い込みを乗り越え、自分の未来に希望を持てた」「自分自身で人生の舵を取りたいと思えるようになった」といった声をいただいています。いずれも個々の受講者の感想であり、同じ変化を約束するものではありませんが、この設計が目指してきた方向を示してもらえた言葉だと感じています。
スラトレ®は、自分の才能を、自分で扱えるようになるためのメンタル思考トレーニングです。いまの才能タイプと思考のクセが六角形で出る、30の質問を置いています。