硬く呼ぶと遠くなり、同化すると見えなくなります
怒り、悲しみ、不安、焦り。こうした感情が自分のなかで動いた日、それをどう呼ぶかで、感情との距離が変わります。「ネガティブな感情」と硬く呼ぶと、距離が遠くなり、扱うのが難しくなります。逆に、自分の一部として完全に同化してしまうと、客観視できなくなります。
スラトレ®には、ネガティブちゃんという独自の呼び方があります。自分のなかにあるネガティブな感情や思考を、外に出して扱うための呼び方です。この呼び方を通じて、ネガティブに向き合いやすい入口を作りました。
「ちゃん」づけがつくる、ほどよい距離
ネガティブちゃんという呼び方には、先ほどの二つの極端さの間を取る、繊細なバランスがあります。自分のなかにいる存在だけれど、自分そのものではない。そんな少し距離のある扱い方を、呼び方そのものが助けてくれるのです。
敵ではなく、サインとして
多くの自己啓発の世界では、ネガティブな感情を、早く捨てるべきもの、克服するべきものと扱いがちです。スラトレ®のアプローチは違います。
ネガティブちゃんは、自分のなかから何かを伝えようとしているサインのようなもの。敵として追い払うのではなく、「ああ、そこにいたんだね」と見つけて、話を聴く。そんな姿勢を大切にしています。怒りも、悲しみも、不安も、焦りも、消すべきものではなく、見つけて対話する相手として位置づけています。
まず、見つけることから
ネガティブちゃんを扱うときの入り口は、何よりもまず、見つけることです。日常のなかで、自分のなかにネガティブな感情や思考が動いている瞬間に気づく。この最初のステップがあって初めて、次の扱い方に進めます。
ネガティブちゃんを扱うことは、自分のなかのネガティブをなかったことにしない、という選択でもあります。見ないふりをするのでもなく、同一化して溺れるのでもなく、ただありのままに見つめる。スラトレ®が描くスライバーという生き方は、ありのままの自分を愛せる状態です。ネガティブちゃんを丁寧に見つけていく時間は、ありのままでいられる自分を育てる時間でもあります。その道筋は、こうした小さな「見つける」の積み重ねのなかにあります。
具体的にどうやって見つけるか、どんな問いを自分に向けるか。その詳しい手順は、初級コースで一つずつ練習していく内容です。この記事でお届けしたのは、ネガティブちゃんという存在を認めてあげる、という姿勢そのものの話です。
スラトレ®は、自分の才能を、自分で扱えるようになるためのメンタル思考トレーニングです。いまの才能タイプと思考のクセが六角形で出る、30の質問を置いています。