先輩の言葉が腑に落ちるのは、いつも失敗した後だった
人生の先輩からもらう大切な言葉は、しばしば失敗の後に腑に落ちるものでした。過去を振り返ると、せっかく耳に入った大切な言葉を、腹の底まで落とし込まずに反対の耳から流してしまった経験が、私には何度もありました。人生の先輩たちからいただいた、貴重なメッセージ。その価値に気づくのは、決まって自分が失敗をした後でした。
失敗を通じて初めて、「ああ、こういうことだったのか」と腑に落ちる。そして、そのとき初めて「本当の理解」に近づいていく。そんな体験を何度もしてきました。
学びは、結局「腑に落とす」しかない
学びは、腑に落とすしかない。そして腑に落とすためには、体験するしかない。そう考えるようになりました。
とはいえ、失敗体験はダメージが大きいものです。大人になってからの失敗は、若い頃と違って、時に身にこたえます。私自身、数えきれないほど経験してきました。
だからこそ、スラトレ®では「最小のダメージで、最大の学びを得る」ことをモットーにしています。もう二度と同じ失敗をしたくない。この悔しさを、次に活かしたい。そうした思いをノートに書き進めながら、自己成長へとつなげていきます。
成長のプロセスは、4つのステップ
ひとつめは、失敗体験をすること。ふたつめは、腑に落ちること。みっつめは、理解が深まること。よっつめは、自分の言葉で表現すること。
この4つのステップを経て初めて、「理解したつもり」から「本当に理解する」への橋を渡っていけると感じています。
自分の言葉で語れて、初めて響く
理解していないまま、ただの「正論」や「よい言葉」を発言しても、それは定型文のコピーを棒読みしているのと同じです。表面的な言葉では、人の心に届きにくく、声にも深みが生まれにくい。
他人は、「誰かの正解」ではなく、その人自身の言葉を聞きたいと感じていることが多いものです。まずは、自分自身が熟知し、腑に落とすこと。そこからが、本当の意味での学びなのだと思います。失敗を避けるのではなく、最小のダメージで最大の学びを得ること。そして、個性を活かした言葉こそが、人に響くもの。その力は、少しずつ育てていけます。
スラトレ®は、自分の才能を、自分で扱えるようになるためのメンタル思考トレーニングです。いまの才能タイプと思考のクセが六角形で出る、30の質問を置いています。書き出してみると、まだ自分の言葉になっていない部分が、どこなのかが見えてくることがあります。