「チリも積もれば山となる」は脳にも当てはまる
皆さまは「習慣」について、どのようにお考えでしょうか。日本には「チリも積もれば山となる」という格言があります。実はこの考え方、脳の構造にも当てはまることをご存じでしょうか。
私たちの脳は、繰り返される思考や行動によって神経シナプスの結合が強化されます。この結合が強固になることで「習慣」が形成されていくのです。
「毎日ネガティブ思考を鍛えている」ようなもの——習慣は「脳の回路」に刻まれていく
たとえば、誰かの「悪いところ」にばかり目が行きがちな場合——このネガティブな思考回路が繰り返されることで、対応するシナプス結合が強化され、やがて根深い習慣になっていきます。これはまるで「毎日ネガティブ思考を鍛えている」ようなもの。気がつけば、手放しづらい習慣にまで成長してしまうのです。
スラトレ®では、このような「ネガティブの習慣化」を、受講生の方々が「こじらせ」と表現されることがあります。まさにその通りですね。
新たな神経回路を構築していく——「こじらせ」習慣から抜け出すには
ネガティブな思考回路が強化された状態を変えるには、新たな神経回路を構築していく必要があります。しかし、この「思考の回路を作り直す」というのは、意識的に取り組まなければ簡単にはいかないプロセスです。
そこでスラトレ®では、「脳の可塑性」を踏まえた習慣の見直し方を、シンプルなノート術に落とし込んでいます。スラトレ®が大切にしている3つの視点は、次のとおりです。
- 感情の整理——適切に「手放す」考え方を身につける
- 論理的思考力の活用——感情だけでなく「合理的な視点」も意識する
- 新しい思考回路の意識づけ——目指す方向性を明確にする
スラトレ®では、こうした「脳の仕組み」を踏まえた実践トレーニングを通じて、単なる「思考の切り替え」ではなく、無理のない習慣の見直しを目指しています。
「良い習慣」を意識して育てていくこと——Dr.EKO博士からのメッセージ
ネガティブな習慣は「こじらせ」につながりやすく、それが長年続くと「当たり前の思考回路」になってしまいます。でも、脳の可塑性を踏まえれば、何歳からでも新しい習慣を意識して育てていくことができると考えています。
大切なのは、「良い習慣」を意識して育てていくこと。スラトレ®では、そのための具体的な考え方を、皆さまと一緒に磨いていきます。
1mmでも前に進むために——
同じ人の同じところが、夜になってもまた浮かんでくる。ここからは、抜けられます。回路は繰り返した回数でできているので、通す回数のほうを変えられるからです。
抜けたあとは、三日でやめた自分を責める材料が一つ減ります。うまくできたかどうかで採点していた進み方が、何回通したかで見る進み方に変わります。意志の強さを気にしていた分の力を、そのまま次の1mmに使えます。