我慢が、当たり前になっていた方がいます
受講されたEさんは、ご自身の性格について、自分が我慢したらいい、言いたいことが言えない、という傾向があったと語っておられます。優しい方や、周囲への配慮が深い方に、よく見られる形です。自分の気持ちを後回しにして、相手を優先してしまう。その積み重ねが、いつの間にか自分を見失う原因になることがあります。
我慢そのものは、悪いものではありません。場を思う配慮と地続きのものだからです。それでも、言いたいことを飲み込むことが当たり前になっていくと、後回しにされた気持ちは、行き場を失っていきます。
「変わらない」と思っていたものに、予感が生まれました
Eさんは、こうした性格について、変わらない、と思っていたといいます。長く続いてきた傾向ほど、性格だから、という諦めの形で受け止められがちです。
それでも、初級コースで自分と向き合っていくなかで、変わるかも知れない、という希望が見えてきました。この小さな変化が、Eさんにとっては大きな意味を持ちました。
予感は、対話のなかの手応えから来ていました
Eさんが受講を決めたきっかけは、私とプライベートで話す機会があったことでした。「自分の人生が何か変わるかも知れないという予感があった」と、Eさんは振り返っておられます。その後、お誘いを受けたことで、受講に踏み切られたのでした。
初級コースのオンライン90分という時間については、「満足」という評価でした。90分は、長いようで短い時間です。それでも、自分と向き合う時間としては、ちょうどいい密度だったといいます。対話のなかで、普段は出てこない自分の気持ちが、少しずつ言葉になっていく。そんな体験だったようです。
「自分も大切にしていい」へ
Eさんは「これからの人生が明るく思え、感動した」と語っておられます。変わらないと思っていた自分が、変われるかもしれない。この予感は、単なる期待ではなく、実際の対話のなかで掴んだ手応えです。
期待は、まだ起きていないことへの願いです。手応えは、すでに小さく起きたことを指しています。ここに書かれているのは、性格が変わったという結果ではなく、変わるかも知れない、という兆しの段階です。それでも、変わらない、と思っていた場所に希望が見えたこと自体が、Eさんにとって大きな出来事でした。
自分が我慢したらいい、から、自分も大切にしていい、へ。Eさんが踏み出した一歩は、これからの人生を変えていく力になりそうです。ここに書いたのは、Eさんお一人の感想であり、効果を保証するものではありません。
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