送る前に、何度も書き直してしまう
チャットで送る一文を、何度も書き直す。良い意味で書いたはずの文章が、逆の意味に取られていたと後から知る。それが続くと、だんだん送ること自体をやめてしまう。文字のやりとりで言葉が止まる、という経験は珍しくありません。
これは、気持ちが足りないせいではありません。そもそも文字だけの会話が、とても難しいものだからです。
判断材料が、文字しかない
対面の会話には、表情、口角、視線、声色、声の大きさ、話すスピード、身振り手振り、姿勢と、判断材料が豊富にあります。チャットになると、判断材料はタイピングされた文字だけになります。文字だけがツールになる、新しい世界です。これは英語でも日本語でも同じです。
デジタル時代のコミュニケーションでいちばん難しいのは、この文字だけの会話です。最高難易度と言っていいほどです。良い意味で伝えたかった文章が、相手のネガティブな思考のフィルターにかかって、逆の意味に取られる可能性は十分にあります。かといって毎回、動画や音声の通話にするのも、タイミングを図る手間がかかり、嫌がられるリスクがあります。
語学力より、説明する力
海外の方とわかり合うために、語学力は要るのでしょうか。答えは、極論を言えばYESです。ただ、翻訳ツール、ジェスチャー、表情、共通の話題。これらを組み合わせて自分というものが伝われば、コミュニケーションは実際に成立し、言葉の壁を越えた交流は十分に可能です。
それでも、心の奥底にある真意までは伝わりません。真の友達が欲しいなら、相手がどこの国の方であっても、全力で真意を伝えることになります。そのとき欠かせないのが、説明する力です。語学力の壁よりも先に、この力のほうが問われます。
小さな成功体験から、自分の割合へ
友情も愛情もあるのに、上手に伝えられない。そういうタイプの方には、始め方があります。まず、相手から少し距離を置いた表現から始めて、やんわりと距離を縮めていく。そして「会話が成立した」とわかる具体的な成功体験を積み重ね、それを繰り返す。小さな成功体験の積み重ねが、伝えることへの自信を育てます。
そのうえで、顔の見える動画、声の届く音声、文字だけのチャット。真意を伝えるために、この三つをどの割合で使うのが自分に合っているか。この配分を、スラトレ®ではTHRIVEバランスと呼んでいます。なに語でも、なに人でも、世界平和の土台にあるのは互いの理解と尊重です。
スラトレ®は、自分の才能を、自分で扱えるようになるためのメンタル思考トレーニングです。いまの才能タイプと思考のクセが六角形で出る、30の質問を置いています。