「どうして同じことを繰り返すのだろう」という問い
どうして同じことを繰り返してしまうのか。どうして自分を追い込んでしまうのか。理由がつかめないまま、気づけば同じ場面で同じ動き方をしている。そんな覚えのある方は、少なくないと思います。
一方で、日々の暮らしのなかで感情は、「なんとなく気のせい」「考えすぎ」として片付けられがちです。忙しいときほど、立ち止まって感情を見る時間は後回しになります。感情を見ないことと、同じことを繰り返すこと。この二つは、別々の話のようでいて、つながっています。
行動の原動力は、感情の奥に眠っています
スラトレ®の初級コースでは、「感情に焦点を当てる」という考え方を核心に置いています。感情から派生する行動の原動力、つまり「なぜそう動いてしまうのか」の根源は、感情の奥に眠っているからです。
行動だけを見て、行動だけを直そうとするのではなく、まず、その行動を生んでいる感情に目を向ける。繰り返しのパターンを見直す作業は、この順番から始まります。片付けてきた感情を、片付けずに知ること。遠回りに見えて、ここが出発点になります。感情を知らないまま行動だけを変えようとしてきた経験のある方ほど、この順番の置き換えが持つ意味は大きいはずです。
繰り返しのパターンを、自分で見つけていきます
スラトレ®は、繰り返しのパターンを自分で見つけるためのノート術と、トレーナーとの対話を組み合わせたトレーニングです。答えを外から与えられるのではなく、自分の中から見つけていく。これが「自立型」と呼ばれている理由です。
そして、感情に焦点を当てる作業は、特別な才能を求めるものではありません。ノートに書く。感情に名前をつける。ボディサインと呼んでいる身体の反応に気づく。こうした具体的な技術の積み重ねとして、練習しながら身につけていけるように設計されています。生まれつきの感受性の話ではなく、手を動かして覚えていく技術の話です。
長年のパターンを抱えてきた方にとっての一歩
初級コースを受講された古賀政行さんも、「感情に焦点を当てる」ことを自分の軸として掴んだお一人でした。長年のパターンを抱えてきた方にとって、この選択は一見シンプルに見えて、勇気のいる一歩でもあります。ここに書いたのは古賀さんお一人の感想であり、効果を保証するものではありません。
感情を知ることは、派手さのない作業の積み重ねです。けれども、「なぜそう動いてしまうのか」を自分の言葉で説明できるようになっていく道筋は、その積み重ねの先に置かれています。気のせいとして片付けてきたものを、一度だけ片付けずに見てみる。始まりは、それだけのことです。
スラトレ®は、自分の才能を、自分で扱えるようになるためのメンタル思考トレーニングです。いまの才能タイプと思考のクセが六角形で出る、30の質問を置いています。