脳が一日中オンラインのままになっていることがあります
通知が気になってリラックスできない。なんとなく不安や焦りが続く。頭が休まっていない感覚がある。こうした感覚の背景に、デジタル疲労があることがあります。
スマートフォンやパソコンが生活の中心となった現在、脳は一日中オンライン状態になりがちです。眠っている間も通知音が気になり、起きた瞬間に画面を見て、食事中もスクリーンを見ている。これでは脳が休む暇がありません。
情報の量に、脳のほうが追いついていません
人間の脳は、もともと現代のような情報量に対応するように進化していません。狩猟採集時代から数千年、脳は目の前の自然環境を観察することに最適化されてきました。ところが近年数十年で、処理すべき情報量は爆発的に増えました。
脳が過負荷になると、夕方には判断力が落ちるというかたちで意思決定疲労が早く来たり、ひとつのことに集中できなくなったりすることがあります。眠っても深く休めない、感情の起伏が激しくなる、体の緊張が取れないといった変化として出てくることもあります。
完全に断つことではなく、離れる時間を決めます
デジタルデトックスは、完全にデバイスを断つことではありません。大切なのは、意識的に離れる時間を持つことです。
順番としては、まず現状を知るところからです。スクリーンタイムを確認して、週にどれくらい使っているかを見ます。次に、使わない時間を決めます。食事中、寝る前の1時間、起床後の30分など、区切りを設けます。
そのうえで、不要なアプリの通知をオフにして、本当に必要な通知だけを残します。週に1度、30分でも緑の中を歩く時間を持つこと、読書や手書きの日記、体操、料理など、デジタルに頼らない趣味を見つけることも入ります。
雨の日が続くと外出が減り、室内で画面に向かう時間が自然と増えます。窓を開けて雨音を聴く時間を5分持つ、植物を育てて日々の変化を観察する、季節の食材を手で調理する時間を作る。そのくらいの大きさから始められます。
仕事の量は変えられなくても、情報との距離感は変えられます
健診でストレスを減らしましょうと言われたとき、多くの方は仕事の量を減らすことをイメージします。けれど、ストレス源の多くが情報との関わり方にあることも少なくありません。
仕事の量は変えられなくても、情報との距離感は自分で調整できます。減らせないものと、いま動かせるものは、別のところにあります。
スラトレ®は、自分の才能を、自分で扱えるようになるためのメンタル思考トレーニングです。いまの才能タイプと思考のクセが六角形で出る、30の質問を置いています。情報との距離を取ることは、時代に逆行することではなく、いまを健やかに過ごすための積極的な技術として扱えます。