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比較対象がないまま、始めるということ

カウンセリングもセラピーも初めてだった方が、率直に語られた体験の話です。

公開日:2021年12月13日 / 受講生の声

初めて受ける、ということ

受講されたAさんは、初級コースに申し込む前、カウンセリングやセラピーを受けた経験がありませんでした。比較対象がないので、と前置きしつつ、ご自身の体験をとても率直に語っておられます。

初めての方が自己探求のプログラムで悩みがちなのは、自分で上げてしまうハードルの高さだったりします。期待しすぎてしまったり、完璧にやろうとしてしまったり。始める前から、うまくやらなければ、という力が入ってしまうのです。Aさんの場合は、そこに比較対象がないという条件も重なっていました。いまの進み方でよいのかどうかを、他の経験と照らして確かめることができないのです。

答えを渡さない、という設計

Aさんは、対話のなかで「いつも自分で上げてしまうハードルの高さを修正して寄り添って頂いた」と語っておられます。

受講生が自分で答えを見つけられるように、答えを与えるのではなく、寄り添い、伴走する。これはスラトレ®の設計思想そのものです。答えをもらえないことと、支えがないことは、別のことです。初めての方にとっては、答えをもらえないことが不安に見えるかもしれませんが、ハードルの修正という形の支えは、ちゃんとあります。

少しずつ、という速度

Aさんは、まだスラトレの入口ですが、と前置きしながらも、ネガティブを客観視する視点を持てたことで、出会う前との違いは明らかに感じているといいます。

一方で、思い描いていたスピード感では成長できていない、とも感じておられました。違いは明らかに感じている。けれども、期待した速さではない。この二つの実感は、矛盾ではなく両立します。それでも、今後への希望も少しずつ感じられるようになった、と。この、少しずつという感覚こそ、自立型トレーニングの本質ともいえます。

閾値が上がる、という感覚

Aさんが意外に良かったこととして挙げられたのは、「日常の刺激への閾値が上がる感覚」でした。日々の出来事に一喜一憂していたのが、少し引いて眺められるようになる。出来事の側が変わったのではなく、眺め方が変わった、という変化です。そしてこれは、感情を抑えることではなく、感情を知ることで生まれる変化です。

小さな変化が積み重なって、いつの間にか毎日の景色が違って見えてくる。Aさんが体感されたのは、そんな感覚でした。比較対象がなくても、変化の実感は、ご本人のなかに確かにありました。ここに書いたのは、Aさんお一人の受け取り方であり、同じ経過を保証するものではありません。

スラトレ®は、自分の才能を、自分で扱えるようになるためのメンタル思考トレーニングです。いまの才能タイプと思考のクセが六角形で出る、30の質問を置いています。

※本記事は情報提供を目的としており、医療行為・心理療法ではありません。個人の感想であり、効果を保証するものではありません。