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オンラインで仕事を始めるとき、道具をそろえる順番

何を届けるかは決まっているのに、道具のところで手が止まることがあります。

公開日:2026年4月8日 / 予約と決済

最初の壁は、中身ではなく道具のことがあります

オンラインで自分のサービスを始めようとするとき、最初に止まるのは中身ではないことが多いようです。何を届けるかは決まっているのに、どの道具を使えばいいのかが分からない。そこで手が止まります。

道具は数が多く、比べる基準も見えにくいものです。人の相談や体のことを扱う仕事なら、預かる情報の重さも加わります。そろえる順番をあらかじめ決めておくと、ここは通り抜けやすくなります。

料金のかからないところから始めます

最初から一式そろえなくても、始めるだけなら料金のかからない道具で足ります。

出発点はGoogleアカウントです。連絡はGmail、打ち合わせはGoogle Meet、資料はGoogleドキュメント。案内のページはGoogleサイトで作れて、サイトの使用料もかかりません。決済のついたページが要るなら、Square(スクエア)は月額の料金がかからない形で使えます。保存はGoogleドライブの15GBの範囲で始められます。

この段階で通しておくことは、六つです。Googleアカウントを作る。サイトを一枚作る。打ち合わせの環境を実際に試す。資料の作り方と渡し方を決める。相手専用のページを用意する。連絡の取り方を決める。道具を見比べるより、ひととおり動かしてみたほうが、自分に足りないものは早く分かります。

有料へ移すのは、続くと分かってから

続けられそうだと分かってから、有料の道具に移します。

サイトを整えるなら、Squarespaceという選択肢があります。操作が分かりやすいこと、安全面の備えがあること、予約の仕組みが最初から用意されていること、デザインの知識がなくても形になること。この四点が、選ばれる理由として挙げられています。料金は月額およそ2,200円、年払いで16ドルほどです。テンプレートを選び、プロフィール、サービスの内容、問い合わせフォーム、記事を置く場所を用意していく形になります。独自のドメインがなくても、サイト名を含むアドレスがそのまま使えて、あとから移すこともできます。

割引のコードが出ている時期があるので、新規契約の前に一度探しておくと、1割ほど下がることがあります。公式の料金ページに案内が置かれているほか、検索窓に「Squarespace promo code」と当月を並べて調べる方法もあります。年払いにすれば、月あたりの額も下がります。

メールも同じ順番です。はじめはGmailのまま動かし、軌道に乗ってから独自ドメインのアドレスに移す。Google Workspaceのスターターは年払いで月額およそ680円、独自ドメインのメールと、仕事用のGoogleツール一式、一人あたり30GBの保存がついてきます。Squarespaceの契約から開設することもできます。

預かるものが増えたら、守り方を先に決めます

道具が増えると、預かる情報も増えます。ここは後回しにしないほうが安全です。

自分の側の備えは四つです。強いパスワードを設定する。二段階認証を有効にする。定期的にバックアップを取る。大事な情報は暗号化しておく。バックアップはGoogleドライブの15GBの範囲でも回せますし、料金のかからないGoogleのツールでも、二段階認証を入れておけば当面の備えとしては足ります。

預かる側の備えも四つです。個人情報の管理の仕方を決める。誰がどこまで見られるかを決める。データを共有するときのルールを決める。個人情報の扱いを書いた文書を用意する。

順番をまとめると、料金のかからない道具で一度通す、続くと分かってから有料に移す、預かるものが増えたら守り方を決める、の三段です。有料の道具を最初から全部そろえる場面は、この順番には出てきません。決済の仕組みをどう組むかは、また別の話になります。

なお、ここに挙げた料金と条件は2026年4月時点のものです。各社の最新の条件は、それぞれの公式の案内で確かめられます。

道具の名前を覚える前に、順番のほうが手元に残ります。何から通して、どこで有料に移し、いつ守り方を決めるか。選択肢の多さに圧倒されて動けなかった状態が、そこでほどけます。順番を持っている人は、道具が変わっても迷いません。

※本記事は情報提供を目的としており、医療行為・心理療法ではありません。個人の感想であり、効果を保証するものではありません。
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