何から手をつければいいか、で止まります
コーチやトレーナーとして活動を始めたい。そう考えた方から、何から手をつければいいかわからない、という声をよくいただきます。
止まっている理由は、やる気の不足でも情報の不足でもありません。書ける場所がいくつもあって、どれをどの順番で使うのかが決まっていないことです。場所そのものを比べているうちは、この迷いは終わりません。
場は、三つの役割に分けます
一つめは、考えを書く場です。働き方やキャリアの多角化、収入源を分散させる考え方を、データと実体験をもとに置きます。まだ何も始めていない方の最初の一歩は、ここに置くと軽くなります。
二つめは、使える道具を置く場です。セミナーやセッションで即使える実践資料、たとえば引用カード形式の資料や、投影用の配布物がこれにあたります。数字で語れるようになるための持ち物です。
三つめは、出会う場です。検索から偶然見つけてくれた方と出会う場所で、自分から届けるというより、向こうから来てもらう側になります。
三つは届け方の方向が違います。同じ原稿を三か所に貼り分ける話ではありません。
自分の現在地から、入口を選びます
まだ何も決まっておらず情報を集めたい段階なら、一つめの場から読むと考え方の軸が見えてきます。活動を始める準備中なら、二つめの実践資料が先です。副業や起業の全体像を知りたいなら、一つめの場の中でも、深く掘った記事のほうへ進みます。
仕事にはしないが、家族や友人の健康を支えたいという方もいます。この場合は、考えを書いた記事とデータ集の組み合わせが向いています。役割が違うだけで、入口に上下はありません。
ここで大事なのは、三つの場を同時に立ち上げないことです。全部を一度に埋めようとすると、役割で分けた意味がなくなります。いま自分がどこにいるかを決めて、対応する場から開く。順番はそれで足ります。
新米であることは、強みになります
「まだ何も知らない」「資格を取ったばかりで自信がない」「本当にできるのか不安」。この段階で感じることは、どれも自然なものです。
それでも、新米だからこそ、正確な情報を学ぼうという姿勢が生まれます。最初からなんとなくで始めた人と、エビデンスを学んでから始めた人とでは、3年後の信頼度がまるで違ってきます。場を三つに分けるのも、理由は同じです。どこに何を出すのかが決まっていれば、迷っていた時間が、そのまま学ぶ時間に変わります。